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Campagnolo Bora One 50 Clincher (ボーラワン50 クリンチャー)インプレッション

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◆Campagnolo Bora One 50 Clincher  レビュー

買うならカンパニョーロ・バレットウルトラか!?
はたまたマヴィック・コスミックカーボンSLEか!?

あれこれ悩んだ数ヶ月、ようやくたどり着いた答えは
カンパニョーロ・ボーラワン50クリンチャー。

いつまでたってもロードバイクを
上手く乗りこなせないビギナー足の
つたないレビュー?インプレッション?
ですが、ご興味ある方はどうぞ。





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荒川CRからロードで3分という
とっても恵まれた環境でありながら
ロード乗りがいっぱいのCRが苦手という
ロード暦4年のハゲですこんにちは。

自己満足に過ぎませんが、まず
50mmハイトの迫力や偉大!!

本体はMeridaのScultura4000ですが
ホイールとフレームの太さバランスから
すると、個人的にはエアロフレームの
Merida Reactoに履かせてみたい衝動(笑)
次のバイク決定です。


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今まで使っていたホイール遍歴は
実に乏しいもので、
Giant DEFY2に純正S-R2(2,000g)
Scultura4000に純正Merida Comp24(2.170g)
カンパニョーロのシロッコ35 (1,800g)

シロッコ35がほぼメインで2年半でおよそ
26,000kmほどの走行経験となります。


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ボーラワン50クリンチャー(公表値1,485g)
実測では20gほど軽かったのですが多分
デジタル計りがおかしいかも(笑)

タイヤはコンチネンタル4000SⅡの25c

今まで3セット20,000kmを
23cで走ってきまして、その信頼性
から疑いようもなく25cを選択。

噂通り、25mm以上の太さであり
ブレーキアーチを目いっぱい広げないと
タイヤがひっかかります。

ホイールはリム幅24,2mmの
ワイドタイプですが、むしろそれを
上回ってぷっくりと膨らんでます。
空気圧は7.5Barほど。


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漕ぎ出しからまず軽い!!
シロッコ35から300g以上の軽量化は段違いです。
信号待ちからのスタートが軽やか。

リム重量とやらは重い部類に属する
らしいですが、それでも重量級を使っていた
身からすれば確実に実感できます。


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シッティングのままトルクをかけて踏み込む、
またはダンシングでガツンと踏んでみると
同調するかのような反応性の良さ。

踏んだら踏んだ分だけ、
面白いようにスピードが乗ります。

シロッコの頃は普通に漕ぎ出して27km/h前後まで、
ちょっと意識して踏んで32km/h前後まで。

こちらは普通にスタートしても30km/h前後
そのあとシッティングに切り替えて漕げば
30km/h巡航が気持ちよく維持できる感じ。

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バイクを左右に少し振りながら
ダンシングスタートしてみると
一気に37~40km/hあたりまでグングン
加速していく時は、変な笑いがこみ上げます。

シロッコも頑張れば35km/hから上は
目指せるのですが、それまでの段階の早さ
がまるで次元違い。

30km/h前後から聞こえ始める
ヒュルヒュルヒュルという
風切り音もまた、心地良い具合。

また、向かい風に強いという
ディープリムの特徴を実感することも出来ました。


別の日に行った試走で
江戸川CRの夕方にやや強めの風
6m/s前後が吹いている中、
シロッコでは下ハンドル握って前傾でも
24km/h前後が維持できるペースのところ、
ボーラワン50は27km/h後半
あたりを常に維持できている状態。

そもそも、身体に強い風を受けているはずなのに
押しとどめられるよりも、こちらから
壁を切り裂いて進んでいるような感覚です。

北風がめっぽう強い群馬旅を幾度と無く
経験しているので向かい風の中での走行は
人並みには経験しているつもりですが、
その感覚から言わせてもらっても、これは
明らかに走りやすいです。

結局、往復80kmほどの江戸川CRで
この風速の中、アベレージ27.2km/h
は過去に体験したことのない数値でした。
今までは24km程度が関の山です。



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専用の赤いブレーキシュー
は実に自然に利きます。体感としては
シマノのR55C3よりわずかに
利きは弱いかな?という程度で
待ち乗りで使った分では実用になんら問題ない
と感じました。


独特のキュルルルルーーという
高い泣き声がします。

このあとリムが温まると
乾いたキキーーッという音に変わります。
カーボンリムならではの特徴なのでしょうが、
山を下るときなど、ハードなブレーキング時は
時々休むなどしてリム温度を上げすぎないよう
注意が必要とも言われています。

そもそも私は山を登れない、登らない
平地オンリーな人間なので
こうした肝を冷やすシーンは少ないと踏んで
いますが、もしそんな下りシーンに遭遇する
時は、慎重に運転しようと思います。


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なお、ラチェット音は最初は無音です
ハブから青いグリスがちょいはみ出るほど
たっぷり塗られてましたからね(笑)

200kmほど走りまして、足をとめると
遠くのほうでセミが鳴いているような
ラチェット音が聞こえ始めております。

音の系統としては、高い音質のシロッコとは違い
やや低音系みたいですね。


個人的にはうるさいぐらいのサウンドを
期待しているので、今後が楽しみです。

以上、いつまで経ってもド素人な
凡人以下のロードバイク使用者の
ボーラワン50のレビューでございました。

これを参考にする方はほぼいないと思いますし、
たぶんボーラを買われる方はほとんどが
決戦用ということでチューブラーモデルを選んで
おられることでしょう。

このクリンチャーモデルよりも安い
のに、50mmハイトでも1200g台という
異次元な軽さを実現しているのですから、
チューブラーの運用が多少面倒でも、
そっちに行くほうが幸福度も高いんじゃないでしょうか。

月間1000~1200km
(日帰り200~300km
1泊2日400前後のロングライドメイン)
現状のわたしには、高額なチューブラー
を運用するには財布も厳しく、パンク時を考えたら
安心して群馬旅を楽しめません。

それと、今回の25cを履いて感じましたが
やはりコンチネンタル4000SⅡが好きなの
だと思います、こいつを履きたいから
クリンチャーホイールを選び続けます。

あれこれ長くなりましたが、
大枚はたいて買う価値は申し分ない!!
とだけ言わせていただきます。

性能ももちろん、所有欲もやはりガツンと来ますしね。

by mesousa2010 | 2016-04-21 20:58