2014年 07月 29日
えほんとカフェ 訪問5回目[メディカルハーブカレー/塩バニラロール]
◆住所:群馬県渋川市北橘町小室416(ほっきつまち) ◆電話:0279-26-3181
◆営業時間:10時~20時 ◆定休日:火曜日、水曜日、臨時休業日あり※店内店外に告知板あり
◆駐車場あり ◆愛宕山ふるさと公園そば
◆えほんとカフェ日記(お店ブログ) ◆えほんとカフェtwitter
◆えほんとカフェFacebook
◆メディカルハーブカレー700円←NEW、五穀がゆと季節の惣菜プレート800円、
※フード類はドリンクと一緒に注文で100円引き
◆塩バニラロール400円←NEW、焙煎珈琲ロール400円、焼きショコラ450円
クラシックショコラ400円、アイスクリーム300円、しっとりスコーン600円←NEW
※スイーツ/アイス類はドリンクと一緒に注文で100円引き
◆珈琲 各400円 ブレンド(浅煎り/中煎り/深煎り)
アイス珈琲(水出し) 、カフェオレ(ホット/アイス)
◆ハーブティー各400円(全てホット)
ウスベニアオイ、パションフラワー、エキナセア、ペパーミント、エルダーフラワー、
マテ、ジャーマカモミーリ、マルベリー、セントジョーンズワート、ラズベリーリーフ、
ダンディライオン、リンデン、ネトル、ローズヒップ、ハイビスカス
◆コーディアル各400円(ハーブエキス飲料)アイス/ホット
ローズヒップ、ジンジャースパイシー、エルダーファミリー
えほんとカフェさん、今回は新メニューのメディカルハーブカレーをいただきに
参りました~!!各種ハーブの資格をもつ、元パティシエのご主人が作る
カレーライスとはどういったものなのか!?興味津々でございます。
もおかしくないようなドンヨリした空です。
えほんとカフェのご主人が手作りで製作しているハーブ園です。
入り口のメニューボードも常に進化しています。写真入りのプリントを
ラミネート加工されたものも追加されていて、見やすくなりました。
日の光がおだやかに差し込んでいて、ゆったりと落ち着いた雰囲気。
お目当てのメディカルハーブカレー700円をご主人にオーダーして、店内をうろうろ。
なお、定期的にお店側から季節の新メニューやお得な情報の数々がメールで届きます。
こちらも無料で飲めますので、注文の品が運ばれてくるまでにどうぞ。
学べるようです!!これは新たな試みですね。さまざまな資格をもっているご主人ならではです。
これらは全て読むことができますので、お気軽にどうぞとのことです。
その時に収穫された食材や仕入れたもので構成されるうえ、
ご主人のその時のインスピレーションで配置されるので
全く同じデザインのプレートにはならないのもステキです!!
組み合わせなのですが、そこはハーブの資格をもつご主人のこだわり
は半端ではなく、あちこちに創意工夫がちりばめられています。
皮の赤いじゃがいもをいただいたそうで、とても濃厚な味だったので
薄くスライスして揚げてみましたとのこと。
群馬県で採れた物で、かつ赤い皮が特徴的と聞けば、上野村や神流町で
流通している赤いも(赤じゃが)を想像します。
カレー部分の構成には、たっぷりの生姜と玉ねぎ、そして鶏ひき肉。
そこに18種類ものハーブを加えて味の調整がされています。
ライスはハーブウォーターで炊かれているというこだわり!!
この日は先ほどのカモミールウォーターで炊いたものだそうです。
たっぷり生姜の繊維質、玉ねぎもたっぷりで柔らかい甘み。
鶏ひき肉の旨味をそれぞれが引き立てています。決して、ハーブが強い
ということもなく、生姜が利いて辛いということもありません。
全体的な印象としては、優しい味付けのキーマカレーをいただいてる感覚です。
しかしそれだけではないんです。ゆっくり味わうことで、奥からいろいろな
味や香りが少しずつ顔を出すのが、18種類ものハーブがなせる技。
各種ハーブやバルサミコ酢で味つけされたひよこ豆、えんどう豆、大根。
くるみや落花生などのナッツ類もこまかく砕いて配置されており、これら単品でも
美味しいのですが、カレーに混ぜながら食べるとよりいっそう味に深みが増します。
また、黄色いソースはマンゴー、キウイ、パパイヤ、オレンジを酢で整えて、
ココナッツも隠し味に効かせたオリジナルソースとなっています。
なるほど、なんとなくスリランカカレーのようなスパイスたっぷり感と、
それでいて独特の甘みを感じたのはこれらフルーツソースの融合からくる
テイストだったわけですね~!!
カフェにお見えになりました!!
奥さまからのサービスということで、塩バニラロールとハーブティーwithハーブビネガー
をご馳走になりました!!いつもありがとうございます。
この季節しか採れないものだそうで、まさに初夏を演出しているようです。
まずクチに入れると、ふんわり柔らかくもほどよい弾力で返してくるスポンジ部分。
卵の味と香りが実に濃厚です。
契約している、岩田養鶏場からの仕入れによる卵の味の特徴が凝縮。
塩バニラには、ローズソルトとシチリア産の岩塩を使っているそうです。
ロースソルトの特有の香りに、岩塩の旨味がバニラの甘さをより引き立てる
という相乗効果が。
アプリコットジャムは、すもものような酸っぱさが心地よく、
濃厚でありながら、決して重たくないさわやかな甘酸っぱさ。
そして面白いのが、食べた箇所で塩の効き方が違うことです。
ご主人にお聞きすると、ロールケーキを巻き込むときに、塩の振る量や
種類を変えているのだそうです。なるほど、それでフォークで切り分けて
食べるたびに味が微妙に違っているのですね。
このこだわりと技!!ホテルのパティシエとして長年経験を積まれてきた
ご主人ならではですね!!味だけでなく、変化をつけて楽しめるという
プレートに仕上がっています。これは先ほどのメディカルハーブカレーでも同じように、
食べる人でいろいろと楽しみ方を変えられる仕組みがありました。
舌の両サイドが心地よい酸味に誘われます。
わたしの一番気に入ったのは、ローズヒップでした。
ハーブティーに、心身ともにほぐされていきます。
毎度のことながら、徹底したこだわりと品質、そしてハーブを
ハーブ過ぎる演出をせずに、自然に味わえる絶妙な調整具合。
優しい語りと、物腰のご主人のお人柄が、各お料理にも表れています。
ごちそうさまでした!美味しかったです!!