2014年 04月 19日
赤城千本桜の屋台 株式会社ミトモ/おなや [焼まんじゅう270~271串目]
◆場所:赤城南面千本桜祭り場内にて
◆焼まんじゅう200円(どちらのお店も)
千本桜祭りの会場ないに、いくつかの屋台が出ています。
その中で焼きまんじゅう店が3軒出ていました。
今回は2軒だけ立ち寄ることが出来たので、ご紹介いたします。
直前のブログ記事「さくら茶房きずな」は期間限定とはいえ
固定店舗なので、焼きまんじゅう店としてカウントしました。
猿回しなどなどイベントもあります。
ごらんの通り、のぼりもまともに撮影できないほど強風。
まだ時間にして午後3時前ですが、やむなくお店を
しめるところも散見されます。
焼きまんじゅう200円の札を見て、即立ち寄ってみました。
こうした露天のお店に立ち寄ると、どこのおまんじゅう仕入れなのか
いつも店員さんにお尋ねするのが私のパターンですが、
話しかける前に、チラっと後ろに見えるまんじゅうの入れ物。
『ミトモ』の文字!! そして、店員さん全員が『ミトモ』の刺繍入り
エプロンをつけている・・・・ま!!!まさか!!?
今回初めてお話をうかがって知ることが出来たのですが、
もともとミトモさんは、写真の建物でレストラン&焼きまんじゅうという
スタイルの営業をしていたそうです。
焼まんじゅうを作り続けて30年以上。現在はおまんじゅう製造専門
に経営を切り替えているそうでして、この社屋のカタチが変わってる
な~~と思ったのは、レストランの名残なんですね。
4個3串とタレがついています。
東京都内では、浅草の群馬アンテナショップこと、
グッドぐんまの旬の市にて購入可能。
JR高崎の群馬土産専門店「いろは」の焼きまんじゅう
コーナーでも商品をみたことがあります。
いや~~、まさかミトモさんの屋台で
この焼きまんじゅうを食べられるチャンスに恵まれる
なんて全く予想もしていませんでした。
丁寧にタレをつけ焼きし、タレの入った壺に、串に刺さった
焼きまんじゅうをそのままドボンっ!
超豪快な仕上げで、ごらんのように味噌ダレたっぷ~~り!!
うま~~っ!!!
朝つくったばかりのおまんじゅうだそうで、やっぱり
香りと生地内部のモチモチ感が鮮度の良さをあらわします。
そして味噌ダレの旨さ、これに尽きます。
傾向としては、高崎市のオリタ焼まんじゅうさんの
女将さんがつくるタレに近いといえましょうか。
ガツンと強めの甘辛い味付けで、ネットリと粘度
も高めでまんじゅうによく絡みます。
舌の奥に残る余韻の長さ、コク旨なタレでございますなぁ。
あ~美味しかった!!材料一緒でも、やっぱり
自宅で焼くのとは天と地の差がありました。
しかも元々お店でも焼いていたというのですから、
焼き方も素晴らしいし、手際が良いのも納得です。
店員さん「もうお店しめちゃうので、これ良かったらどうぞ」
ミトモ焼きそばキターーーッ!!!
ありがたくご馳走になります。
ちなみに1パック300円という屋台価格。
別の場所で出ている普通の的屋さん価格よりも200円近く安いです。
甘いもの続きだった、わたしのこの日の食事には、
シンプルなソース焼きそばがガツンと染み込みました。
ごちそうさまでした!!
製造業者だと思っていたミトモさんで、まさかのミトモ屋台の
焼きまんじゅうがいただけるなんて。
とても貴重な体験ができたなぁと、嬉しい収穫です。
そしてこの焼まんじゅうの保温器とPOP、もしや・・・?
このときは暖簾の強風でひっくり返って
いて店名が読めず、おしゃべりついでに店名をお聞き
したのですが、記憶していたお店と全然ちがう
「おなや」だとご主人はおっしゃいます。
何か事情があるのでしょうかね、これ以上の詮索
はやめて、普通に食べて帰るといたしましょう。
このタレが好きでウチの自宅でボトル入りのを
常備してたくらいですから(笑)
焼きまんじゅうガイドブックにも載っていて、今は
持ち帰り用まんじゅうセットを卸す専門に変わった
とあるお店でした。
またこうしてこの味に出会えたことに感謝です!!
ここまで来て本当に良かったです。
美味しい焼きまんじゅう、珍しい屋台などに出会えて
焼きまんじゅう愛好家として大充実の限り。
さて、このあとは東に20kmほどの進路をとり、桐生市
を目指します。
小松屋 訪問3回目[チョコ花ぱん、ホワイトチョコ花ぱん、イチゴチョコ花ぱん]
に続きます