2013年 10月 28日
もりへい 訪問2回目 [焼まんじゅう225串目&焼きそば]
◆群馬県渋川市北橘町小室416 ◆TEL:0279-52-3457
◆10時~16時(土日は17時まで) ◆定休日:火曜、水曜日、木曜日
◆愛宕山ふるさと公園そば
◆焼まんじゅう180円、かき氷200円、フランクフルト180円、
焼きそば400円(大盛500円)、駄菓子ほか
前回、
「もりへい」さんすぐ隣でご主人が経営する「えほんとカフェ」さんでハーブティーと
焼まんじゅう!という珍しい組み合わせを堪能させていただいた日。
帰り際に奥さまが 「今度は焼きそばも食べに来てくださいね!」
と声をかけてくださったのが忘れられず、2週間ぶりの訪問です。
関連記事:えほんとカフェ[クラシックショコラ&ローズヒップティー&焼まんじゅう220串目]
:もりへい [焼まんじゅう185串目]
過去2回は自転車でお店に立ち寄りましたが、今回は車です。
一回目に焼まんじゅう、二回目にかき氷をいただいてきました。
三回目となるこの日は、焼きそばを大盛りで注文させていただきました。
焼きそばを待っている間も、近所の小学生がひっきりなしにお店に訪れます。
みんな常連中の常連のようで、勝手知ったる動きの良さで駄菓子をチョイスしては
お代を置いてお店を出て行きます。
お店の奥さまがひとりの時で、焼きまんじゅうや、焼きそばなど
厨房で火をつかう仕事をなさるときは、慣れてる子供さんたちは
自分でお菓子の代金を計算してお買い物をしていきます。(えらい!)
入退店時の挨拶、お菓子購入時のなど自己申告もキッチリ。
とにかく礼儀正しいところに感心しました。
自分が幼少期に通ってた駄菓子屋の風景とはあまりに違いすぎて、
恥ずかしくなります(汗) 親や学校の指導だけでなく、地域の大人たち
も一緒に子供たちを育てているのでしょうね。
キャベツ、紅しょうが、青のり、かつおぶし、桜エビという構成。
キャベツの火の通りも加減が良く、食感が素晴らしいです。
甘みもまた段違いですね。
全体的にやさしい味付けで、飽きの来ない感覚。
桜エビが要所要所で味に深みを出していますね。
奥さまのお母さんが手作りしている、特製きんぴらです。
椎茸がお出汁を吸っていてジューシー!きんぴらって、なんで
こんなにヒトを落ち着かせるのでしょう。初めて食べるのに、
とってもオフクロの味。しばし情緒に浸ってしまいます。
道の駅「矢瀬親水公園」内の直売所『月夜野はーべすと』で販売されて
いるパック納豆なのだそうです。大変な人気だとか。
お豆の味も濃くて、こりゃ美味しい納豆ですね。
しろいごはんがどんぶりクラスで進んじゃう味わいです。
東京電力の調整池を眺めながら、お茶がガンガンすすむ
お供たちを肴に午後のお茶タイムがゆっくり進んでいきます。贅沢な午後だぁ。
そうこうしていると、奥さまの親戚の方が来店。
お土産用に焼まんじゅうを注文されています。
もともと焼きそばだけいただいて帰るつもりだったのですが、
焼きまんじゅうまでご馳走になってしまいました!!
調節の難しい炭火焼きですが、ほどよいおこげを感じる
焦がし具合。タレの染み込みと仕上げ塗りも絶妙なさじ加減。
ますます腕を上げていらっしゃいます、奥さん。
大盛り焼きそば、きんぴら、納豆、サービスでいただいたお菓子
などを完食したあとでも胃袋は完全に別バラです!!
火群餡製の焼きまんじゅう、赤城の専門業者による炭、それらをコントロール
して一皿に仕上げる奥さんの手さばき。そしてこの美しい湖面が広がる
ロケーション。いや~~本当に贅沢なひと串をいただいているものだと、とシミジミ。
そんなありがたい焼まんじゅうをじっくり味わっていると、
小学生の男の子(小学4年生くらい?)
がひとりで焼きまんじゅうを買いに現れました!!
今までいくつもの焼きまんじゅう店を巡ってきましたが、親御さん同伴ならまだしも、
子供さん一人で焼きまんじゅうをおやつに買いに来る光景を初めて目の当たりにしました。
こうして焼きまんじゅうという郷土食が、幼少期に刻まれていくのですね。
群馬県に育ちたかったなぁ~~と、ちょっと羨ましくも思える瞬間でした。
なかなか合いますよ、これ。それにしても、きなこ棒うますぎる!!
ごちそうさまでした!!
実は時系列的に、この翌日に沼田オータムフェスタVOL.2に向かうこととなります。
駄菓子屋もりへいの奥さま、お店のご紹介記事が遅くなってすみませんでした。
焼きそばだけのつもりが、温かいお心遣いの数々に心底感謝いたしております。